【Excelツール】Backlogに課題を一括登録する

VBA

こんにちは、おくやんです。

このブログでは、開発や業務効率化に役立つ実践的な技術やノウハウを紹介しています。

Backlogの課題を登録するのに時間がかかる。。。
課題を一括で登録する方法を知りたい!

今回は、このようなお悩みを解決します。

  • 本記事の内容
Backlogを利用で複数の課題を一括登録するツールに関して
ダウンロードから一括登録までの手順を1つ1つ丁寧に解説します!
おくやん
本ツールはExcel VBAからAPIを呼び出す技術を利用しています。
詳細は「【Excel VBA】VBAを利用してAPI呼び出しをする」をご確認ください!
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【Excel VBA】VBAを利用してAPI呼び出しをする

Backlogとは

Backlogとは

Backlogは、チームが協力しながら作業を進めるためのプロジェクト管理・タスク管理サービスのことです。

やるべきことを「課題」としてチケットに登録して管理を行っていきます。

非常に便利な機能が豊富にそろっており、登録した課題の情報をもとにプロジェクトの状態を可視化することができます。

一方で課題登録に関しては、Web画面から1つ1つ登録しなければならず、非常に手間に感じている方も多いのではないでしょうか。

私自身もBacklogを使っている中でそういった悩みを抱えており、今回のBacklogの課題を一括して登録するExcelツールを作成しました。

皆さんにもぜひとも使っていただきたいツールとなります。

課題一括登録ツールの使い方

課題一括登録ツールとは

今回ご紹介するツールは、複数の課題を一括でBacklogに登録する際に使用します。

プロジェクトの開始時にまとめて登録する際にはもちろんのこと、1つの課題登録にも利用できますので、定期的に発生するタスクを登録する際などにも利用が可能です。

ツールの利用方法は下記5ステップとなります。

  • 課題一括登録ツールの利用方法
  1. 課題一括登録ツールをダウンロード
  2. BacklogのAPIキーを作成
  3. ツール設定を行う
  4. プロジェクト情報を取得
  5. Backlogに課題一覧を一括登録

早速使い方を説明していきます。

1. 課題一括登録ツールをダウンロード

まずは課題一括登録ツールをダウンロードします。

下記サイトにアクセスし、ツールのダウンロードを行ってください。

note(ノート)

こんにちは、おくやんです。 業務効率を大幅に向上させる、自作のVBAライブラリクラスやツールのご紹介しています。 今回…

ページ下部にあるダウンロードボタンからツールを取得できます。

ツールのダウンロード

ダウンロードが完了したら、早速ツールを開いて設定を行っていきましょう。

ツール起動時の画面
ツール起動時の画面

2. BacklogのAPIキーを作成

ツールで利用する、BacklogのAPIキーを作成します。

APIキーの作成は下記サイトを参考に実施してください。
参考: Backlog APIの設定

APIキーの作成ができたら、値をテキストファイルに保存しましょう。

ファイルにはAPIキーのみを記載すればOKです。

APIキーをファイルに保存

保存したファイルのパスは控えておきましょう。

この後の手順で利用します。

3. ツール設定を行う

続いてはツールの設定を行います。

ツール上にある設定ボタンを押しみて下さい。

下記画面が起動してきます。

ツール設定画面の起動

起動した画面から設定を変更することができます。

設定には先ほど作成したAPIキーのファイルパスBacklogのURLを指定します。

BacklogのURLに関してはhttpsから最初の「/」の前までを入力してください。

ベースURL

入力ができたら、登録ボタンを押すことで設定が反映できます。

設定完了後、PJT一覧情報取得ボタンを押しましょう。

Backlogから必要な情報が取得できます。

PJT一覧情報の取得完了

画像のようなダイアログが出てくれば処理は成功です。

失敗した場合は設定を見直し後、再実施してみて下さい。

4. プロジェクト情報を取得

課題を登録する先のプロジェクト情報を取得していきましょう。

PJT設定取得ボタンを押下すると、PJT選択画面が表示されてきます。

PJT選択画面の表示

画面上のプルダウンリストから対象となるプロジェクトを選択しましょう。

選択後、開始ボタンを押下するとBacklogから情報を取得する処理が開始されます。

処理完了後は、ticketsシートに遷移します。

対象のプロジェクト情報をもとにプルダウンリストが設定されているので、必要情報を入力していきましょう。

ticketsシート

5. Backlogに課題を一括登録

ここまで準備できたら、後は課題を一括登録するだけです。

必要情報の入力が完了後、ステータスを「登録対象」に変更してください。

登録ボタンを押すとステータスが「登録対象」のレコードを対象に、Backlogへの一括登録処理が実行されます。

一括登録の実行

ステータスが「」に変われば登録完了です。

登録の成功

登録処理時が正しく行えなかった行のステータスが「失敗」となっています。

エラーの詳細をlogシートで確認し、入力項目を修正後に再登録を行ってください。

登録の失敗

まとめ: Backlogの課題を一括で登録してみよう

まとめ: Backlogの課題を一括で登録してみよう

今回はBacklogに複数の課題を一括で登録するツールについてご紹介しました。

使い方を下記にまとめます。

  • 課題一括登録ツールの利用方法
  1. 課題一括登録ツールをダウンロード
  2. BacklogのAPIキーを作成
  3. ツール設定を行う
  4. プロジェクト情報を取得
  5. Backlogに課題一覧を一括登録

非常に簡単に使えるツールですので、Backlogの課題登録が手間に感じている方は是非とも使ってみて下さい。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。


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