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こんにちは、おくやんです。
このブログでは、開発や業務効率化に役立つ実践的な技術やノウハウを紹介しています。
もっと効率的に仕事ができたらいいのに。。。
そんな風に思ったことはありませんか？
本記事ではこのようなお悩みを解決します。
- 本記事の内容
- 今VBAを学ぶべき理由について
- 実務で役立つ入門VBA3選
- VBA学習に役立つ教材と継続のコツ
これを読むと、「VBAって難しそう…」という不安を払拭し、今日から始められる第一歩が見つかります。
業務効率を一気に引き上げ、評価される仕事を実現したい方におすすめの入門ガイドです。
なぜ今VBAを学ぶべきなのか？
まずはなぜ今VBAを学ぶべきなのかについて解説します。
現代の仕事においては一つ一つのタスクが複雑化しており、業務量も増大傾向となっています。そのため、様々な業界や職種で業務の効率化が非常に重要視されている状況です。
特にExcel等のOffice製品を利用した事務作業などは作業時間の削減や単純ミスの削減などの効率化が重要視されています。
特定の職種に限らず、Office製品を利用した作業の効率化は多くのビジネスパーソンに求められるスキルになりつつあるといえるでしょう。
そこで活躍するのがVBAのスキルです。VBAは、繰り返し作業を自動化し、業務時間を短縮することで、目に見える成果を出しやすいツールです。
たとえば「毎朝の報告書作成」や「日次の集計作業」など何度も同じ作業をしている業務にこそ、VBAの価値が最大限発揮されます。
業務の効率化が重要視されている今こそ、VBAを活用して「できる人」として差をつける絶好のタイミングといえるでしょう。
初心者でもできる！入門VBA3選
VBA入門者でも、日々の業務にすぐ活用できる処理はたくさんあります。
特にExcel上の単純作業はVBAで簡単に自動化できるため、短時間で成果を出しやすいのが特長です。
ここでは、入門者がまず取り組みやすい業務効率化VBAを3つ厳選して紹介します。
どれも実務に直結する内容なので、「実際に使ってみたい！」と思えるものがきっと見つかります。
1. シート上のデータを一括集計
シート上にあるデータを手作業で集計するのは、手間も時間もかかります。
関数を使えば単純な集計は可能ですが、複雑な条件を含む集計は一筋縄ではいきません。
しかしVBAを使えば、複雑な条件下のデータ集計も行うことができます。
下記は表中の特定カテゴリーの金額を集計するプログラム例です。
' 最終行までループ
Dim sum As Long
Do Until libWs.Eof
' 計算対象の種別の場合は合計に加算
If libWs.Val("種類") = kind Then sum = sum + libWs.Val("金額")
' 次の行読み込み
libWs.ReadNext
Loop
サンプルでは単純な加算処理のみを実行していますが、実際の業務に合わせて複雑な処理を実行することも可能です。
入門者には特に取り掛かりやすい処理なので、是非とも実践してみて下さい。
こんにちは、おくやんです。 このブログでは、開発に役立つノウハウを実践的なコード例と共に紹介しています。 VBAでExcelシートの最終行まで繰り返す処理を行いたい！ だけど、実装方法がわからない。。。 […]
2. 複数ファイルを開いて処理
指定フォルダ内のファイルを一つ一つ開いて確認、集計する作業は案外よくあるけれど面倒な業務です。
VBAを使えば、クリック一つで値の集計、リスト化、必要データの取得等の作業が自動で出来ます。
大量のファイル管理や進捗確認の場面で活躍し、情報整理の効率もアップします。
下記はVBAから別のExcelファイルを開いて処理を行うプログラム例です。
' Excelファイルを開く
Dim libWb As LibWorkBook: Set libWb = New LibWorkBook
Call libWb.OpenFileReadOnly(path)
' シート検索
If libWb.HasSheet(sheetName) Then
MsgBox "〇検索対象シートは存在します"
Else
MsgBox "×検索対象シートは存在しません"
End If
' ファイルを閉じる
If Not libWb.Wb Is ThisWorkbook Then libWb.CloseFileWithoutSave開いたファイルごとに処理を行うこともできますし、複数ファイルをまとめて処理することもできます。
集計処理と同じく別ファイルのExcelを操作する処理も入門者にはぜひとも挑戦してもらいたい処理の１つです。
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3. 毎日繰り返す操作を自動実行するVBA
毎日同じ作業を繰り返すのは、無駄な時間と集中力の消耗につながります。
VBAを使えば、定時実行やボタンクリックでルーチン作業を自動化できます。
たとえば、様々なサイトからデータを取得して集計ファイルを更新する作業や報告書の作成といった定型業務を短時間で終わらせることが可能です。
これらはタスクスケジューラなどと組み合わせることで自動実行もできます。
下記はAPIを利用して外部サイトからデータを取得するプログラム例です。
' 1. XMLHTTPオブジェクトの作成
Dim httpHandler As Object: Set httpHandler = CreateObject("MSXML2.XMLHTTP")
' 2. オブジェクトの初期化
httpHandler.Open request_method, requestUrl
' 3. HTTPヘッダーの設定
httpHandler.SetRequestHeader "apiKey", api_key
' 4. HTTPリクエストの送信
httpHandler.Send request_body
' 5. HTTPレスポンスコードの確認
Do While httpHandler.readyState < 4
DoEvents
Loop
If httpHandler.Status <> 200 Then
Debug.Print "WEB API実行エラー"
Debug.Print httpHandler.ResponseText
Exit Sub
End If
' 6. レスポンスデータの取得
Dim ans As String: ans = httpHandler.ResponseTextこれを利用すれば、毎回様々なサイトから取得、集計を行っていた作業を一瞬で片付けることができます。
一見難しいように思えますが、入門レベルを脱却するために取り組みたい内容の１つです。
こんにちは、おくやんです。 このブログでは、開発に役立つノウハウを実践的なコード例と共に紹介しています。 VBAからWEB API呼び出しを行う方法が知りたい！ 実装方法を教えてほしい！！ 今回は、こ[…]
VBA学習を成功させる教材選びのコツ
VBAの入門レベルの内容を理解して、いざ実務に活かそうと思ったとき、壁になるのが「学習の継続」です。
最初にどんな教材を選ぶかで、モチベーションも習得スピードも大きく変わります。
しかし、教材には次のような種類があります。
- 無料のWebサイト
- YouTube動画やUdemyなどの動画講座
- 書店に並ぶ入門書や実務解説書
- プログラミングスクール
どの学習スタイルが自分に合っているか、迷ってしまう方も多いはず。
また、内容も入門レベルから応用レベルまで様々です。
そんなときは、学習スタイルやレベルに合わせた選び方を知ることで、無駄なく効率的にスキルアップができます。
以下の記事では、目的や学習タイプ別におすすめ教材を徹底比較しています。
まずは自分に合った教材タイプを見つけるところから始めましょう。
→ 実務で使えるVBAスキルを身につけたい方に。無料・有料サイトの特徴を比較！
▶️Excel VBAの学習におすすめの参考書5選
→ 「まずは本でじっくり学びたい」派にぴったり。入門レベルから実務レベルまで対応した良書を紹介
▶️VBA学習におすすめのプログラミングスクール5選
→ 独学が不安な人向け。短期集中や個別サポート付きのスクールを厳選！
いきなり全部を揃える必要はありません。「とにかく始めてみる」ことが、継続と成果につながります。
教材選びで迷っている方は、まず上記の記事をチェックして、あなたに合った学び方を見つけてください。
自分に合ったスタートを切ることが、挫折せずにスキルを伸ばす最大のコツです。
まとめ: VBAで日常業務をもっと楽に、もっと評価されるように
今回は、Excel VBAの入門知識から実務に直結する効率化マクロ、そしてスキルアップにつながる学習リソースを紹介しました。
VBAは、日々のルーチン業務を効率化しながら、成果として“見えるスキル”を積み上げていける実用的なツールです。
最初はExcelさえあれば始められる手軽さがあり、今後のキャリアにおいても非常に強い武器になります。
- 本記事の振り返り
- 入門者でも、簡単な自動化からすぐに実務へ活かせるのがVBAの魅力
- 自動化や集計のテクニックを使えば、日々の業務を効率化できる
- 無料・有料の教材を使い分けて、効率よくスキルアップを目指そう
VBAは学習レベルが低く、プログラミング入門としてはぴったりの言語となります。
本記事を参考に実践を通して、スキルをぜひとも身に着けてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
ぜひ今日から、ひとつずつ実践して「できる自分」に変わっていきましょう！